peony2020のブログ

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厄除けと茅の輪くぐり

 

6月中旬。

車を運転中に後ろから追突されたと夫から連絡がきた。 

「また追突された。ケガはないよ」

幸い大きなケガはなかったが首と腰が少し痛いらしい。

ちなみに相手は居眠り運転をしていたらしい。

 

「今年、厄祓いってしたっけ?」

夫は厄とかあまり信じないタイプだったので

その言葉がすぐに出てきたのにはちょっと驚いた。

1年半前にも全く同じように後ろから追突されたので

やはり気になるようだ。

 

 

私は神社へお参りに行くのが子供の頃から好きだった。

好きだったわりに、私も夫と同じように

厄除けは意味がないような気がしていて

女の大厄、数え年で33歳を挟む3年間と

その後またすぐにやってくる数えで37歳の

前年と本厄は厄除けに行っていない。

 

37歳の後厄の年に、父が脳梗塞による後遺症で

半身不随と失語症になったことをきっかけに

大人になって初めて、自身の厄除けに行った。

自分や身の回りで「不幸」と思われることが

起きると神様に救いを求めてしまう。

 

peony2020.hatenablog.com

 

追突をされた週末、早速夫の厄除けをしに神社へ。

厄がついたことで追突されたと考えるなら

「厄除け」より「厄祓い」の方がしっくりくる。

昨年厄除けに行ったから今回の事故も軽く済んだ

という考え方もあるから厄除けでいいのかな。

 

調べたところ神社は「厄祓い」お寺は「厄除け」というようだ。

参拝する神社では「厄除け」という言い方をしているので

厄除けにするが結局はどちらの言い回しでもいいらしい。

 

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 コロナの影響で手水舎は柄杓の代わりに紫陽花が

  

夫は今年、数え年で大厄。

一昨年から毎年、夫の誕生日あたりに厄除けをしに

神社へ行くようになった。

厄年は数え年で計算するのだから元日に行くのが

筋な気もするが、とにかく凄い込み具合なので

ここだけ誕生日基準にしている。

ちなみに一昨年は厄年ではないのに厄年早見表を見間違えた。

なので夫の厄除けは今年で3回目。

 

そのため、自身の七五三も含め何度も来ている息子は

御祈願の一連の流れは慣れたものである。

巫女さんが鳴らす鈴や大きな太鼓の音なんかも

初めて聞いたときは反応していたが次に行ったときには

頭を下げるところではちゃんと頭を下げ、じっと聞いていた。

 

今回も大丈夫と思っていたら、大きく太鼓を鳴らしたときに

「おっ!!」と嬉しそうな大きな声で反応してヒヤッとした。

「よっ!!待ってました!!」的な「おっ!!」かな。 

 

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 「茅の輪」写真ACから初めてダウンロードしてみた

 

 

夏越の大祓が近いので大きな茅の輪が設けられていた。

例年は1週間しか設けられない茅の輪も

今年は新型コロナの影響で、夏越の大祓当日の

6/30を挟んで3週間設置されるとのこと。

 

夏越の大祓は日々の生活でついた穢れなどを

祓い清めるために大きな茅の輪をくぐる。

このことを知ったのは3年前。それから毎年行っている。

 

毎年行くたびに茅の輪をくぐる行列が伸びていて

並ぶことが苦手な私は、今年も行くかどうか迷っていた。

迷うようになったのは私の中で神社を崇拝していた

時期が過ぎたせいもある。

(崇拝と言っても節目には必ず参拝する程度だけど)

なので、いつもならまだ設けられていない茅の輪が

今年は早々と設置されていたことで厄除けのついでに

夏越の大祓も済ませることができてラッキーだった。

 

新型コロナの影響で、本来は茅の輪を左→右→左の

順で回るのだが今年は1回くぐるのみとなっていた。 

コロナの影響は他にもあって、参拝の際はきちんと

列が作られるようにパーテーションポールが設けられ、

室内で行う御祈願のときはいつもより席が離れていて

扉は開け放たれていた。

 

例年とは違う神社ではあったが、いつもと変わらず

ここに来るとなんだか清々しい気分になれる。