息子の台所① 梅仕事
7月に入り、息子の通う幼稚園はやっと通常保育となる。
久しぶりに訪れた午後2時までのひとり時間。
嬉しくてお茶しに行ったり服を買いに出かけていたら
疲れてしまい思っていたよりブログが書けなかった。
先月の出来事を今更ながら書いてみよう。
梅仕事
6月になると青梅で梅シロップを作る。
今年で3年目。息子も一緒になってやってくれる。
青梅は毎回、宅配サービスで注文しているが
今年は梅が不作だそうで発注しても欠品メールしか来ない。
3回目の注文でやっと届く。
注文をすれば届くはずのものが、届かない。
自粛期間中は加入者や利用回数を増やす人が増えて
注文したものが届かないことが続いた。
不作と同じく仕方のない理由ではあるけれど
便利な宅配サービスの不便なところでもある。
なかなか届かなかったこともあり
「梅仕事するぞ~!」という熱が少し冷めていた。
ビニールに入った状態のまま3日ほど野菜室に
入れっぱなしにしていたので、いざ梅シロップを
作ろうと出したら追熟が進んで黄色くなっていた。
茶色く変色しているのもある。
変色したものは罪悪感を感じながら破棄。
来年はすぐに取りかかろう。
水で洗い、水分をふき取る。
息子に黒いヘタを竹串でとってもらう。
「梅しごと♪ 梅しごと♪」と息子は楽しんでやってくれる。
昨年の様子。あれ?…けっこう黄色い
下処理した梅を今年は冷凍してみた。
一晩冷凍することで梅のエキスが出やすくなるらしい。
翌日、熱湯消毒した瓶に梅と砂糖を入れていく。
砂糖は喜界島の粗糖。
- 価格: 345 円
- 楽天で詳細を見る
外食や買ってくるスイーツはあまり気にしないけど
家で作るものには砂糖を使わないようにしている。
なので毎回、入れる砂糖の多さにヒヤヒヤする。
我が家はここに酢を入れる。
初めて梅シロップを作ったとき
粗糖が溶けそうにもないこと、酸っぱいのが好きな
私と息子には丁度いいと思い入れてみたのが始まり。
1か月もすれば出来上がるが、その頃には酸っぱさは抜けて
酸っぱいのが苦手な夫もおいしいと言って飲める。
それからは夫に酢を摂ってもらう手段として必ず入れる。
改めて調べると、酢を入れると発酵を防ぐらしい。
マイルドなリンゴ酢で作る方が多いようだが
とくに気にせず、家にある純米酢を入れている。
今年は冷凍したことで半月もしないうちに
粗糖は溶けて出来上がっていた。
毎日チェックしていたわけではないので
もっと早く出来上がっていたかもしれない。
炭酸水で割って飲んでみる。
味は例年よりあっさりな気がする。
冷凍した梅だとあっさりして風味が落ちるという話を
聞いたがそのとおりかもしれない。
息子が「梅ジャムたべたい!」というので
もうしばらくしたら梅を取り出してジャムを作ってみよう。