軽井沢旅行① ルグラン軽井沢ホテル&リゾート
つい先日、軽井沢へ旅行に行ってきた。
海なし県から海なし県へ。
密を避けるためGoToトラベルキャンペーン前にして
あちこち回るより滞在型ホテルでゆっくりしようと決めた。
ゆっくりと言っても一泊二日だけど。
私たちが乗った9時台の新幹線「はくたか」はガラガラだった。
自由席でも余裕で好きな席に座れそうなかんじ。
夫の実家が関西なので「のぞみ」は年に数回乗る。
のぞみの指定席に比べると前の席との感覚が広く
ヘッドレストが自分好みの位置に動かせて乗り心地がよかった。
宿泊したのは「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」
2年前にオープン。
本館
3年前の同じ時期に来たとき泊まったホテルは
「ルグラン旧軽井沢」
駅から旧軽井沢商店街に向かう途中にあり、
ヨーロピアンな建物でありながら天然温泉露天風呂がある。
温泉も部屋の感じも良かったので今回も同じ系列にしてみた。
街なかにあり、買い物には便利な旧軽井沢とは違い
木や花もたくさんあって植物好きな息子も喜んでくれそう。
軽井沢駅から車で約15分。
とても広いので敷地内に入ってもすぐにフロントのある本館には辿り着かない。
なので敷地内は車はもちろん、ゴルフカートみたいな乗り物で移動していた。
敷地内には湖や橋、カフェ、露天風呂があり宿泊以外の方も利用できる。
結婚式も挙げることができるのでチャペルもある。
従業員用と思われる駐車場の横にはひっそりと小さな神社もあった。
入らないよう入口にコーンが置いてあり鳥居には「山神社」とあった。
このホテルは山を切り開いて7年間かけて作ったとホテルの方に伺った。
ホテルができると決まるまでは軽井沢の木々や生き物たちが
のんびり暮らしていたのかと思うとなんとなく罪悪感を感じる。
そうは言っても生きてること自体、自然破壊だしなあ。
夫に言ったら「面倒くさっ」と言われるようなことを思っていたら本館に着いた。
チェックインの前に暖炉のある部屋へ通される。
写っていないがアンティークの家具がとても立派。
暖炉の音を聴きながら体温チェックを行う。
ホテルに入る前にはアルコール消毒もした。
前回の部屋はバスルームがガラス張りでベッドから丸見えだった。
部屋の作りが違うがこちらは扉が付いていた。
露天風呂に入るので使わないバスルームだが見えないことになんだか落ち着く。
旧軽井沢のバスルーム
今回。シャワーは丸見え
中庭でレモネードがいただけるというので行ってみると
コンパクトだが植栽が綺麗に植えられている。
紫色の花の蜜を求めて蜂が忙しそうにブンブン飛んでいる。
危険生物図鑑の影響で、異様に蜂を怖がる息子。
私たちも怖いので中庭を離れ敷地内を散策することに。
紫の花、ギボウシ
チャペルへ続く道が綺麗
木や花が多いということは虫もそれなりにいるのは当たり前のことで。
ここでも息子は「わあ!虫!!」と騒いでいた。
「昆虫図鑑を見ながら昆虫大好きって言ってなかったっけ?」
「好きだけどさわれるのはダンゴムシとテントウムシとカメムシだけなんだよぉ」
弱々しく答える息子。
都会は便利だけど自然に対して弱い人間になる。
私もそうで、そんなニュアンスのことを言われたことがある。
息子は植物には目もくれず虫ばかり気にしている。
チャペルの中に入ってみようドアノブに手をかけようとしたら
クマ蜂がすごい音をたてて突然現れたので私たちは一斉に逃げた。
一番先に逃げた息子が言う。「クマ蜂はあんまり人を襲わないんだよ」
チャペルの道には可愛いお花も
次は山の上にあるテラスにカートで連れていってもらう。
梅雨の長雨が続いた中で今日だけ晴れたおかげで浅間山がよく見えた。