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軽井沢旅行③ ルグラン軽井沢ホテル&リゾート 八風温泉

 

 GoToトラベルキャンペーン前に1泊2日で訪れたリゾートホテル。

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朝食はブッフェスタイルだが訪れたときは一時中止していて

各テーブルに決まった朝食メニューを持ってきてくれるスタイルだった。

7/20からブッフェは再開したそう。

 

 

昨夜は行けなかった敷地内にある八風温泉(はっぷうおんせん)へ行く。

軽井沢エリアでもめずらしい天然温泉で、宿泊していなくとも

立ち寄り湯として使用できる。

宿泊者は部屋のカードキーを見せれば無料で入れる。

 

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        遊歩道

 

本館から八風温泉があるエリアまで遊歩道があり、

可愛らしい花のシモツケが咲いている。

ここに来てから異様に虫を怖がるようになった息子は

植物や花で囲まれている遊歩道を警戒して通ってくれなかった。

 

10時オープンとともに入ったので温泉には誰もいなかった。

お風呂もママと一緒派の息子も男湯に入ってくれるようになったので

ひとりでのんびりと入浴できる~ と思いきや

露天風呂は虫が飛んでいたり湯船に虫が浮かんでいたり。

息子と同じく虫が苦手な私は内風呂を楽しむ。

やっぱり温泉は気持ちいい。

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帰りは歩いてくれた遊歩道。

花にとまって蜜を吸っていた数匹の蜂には気が付かなかった息子。

ちなみにフロントには蜂に刺されたときの応急処置セットがあると

スタッフの方に伺った。

刺されたくはないけど刺されても安心。

 

11時のチェックアウト後は敷地内にある「浅間カフェ」へ。

信州産ぶどうジュースがとても美味しかった。

 

 

ホテル内にはプールやプールサイドバー、ジムなどもあるが

全て新型コロナの影響でお休みだった。

今日からは営業再開するらしい。

 

なんだか白々しく聞こえてしまいそうだが

スタッフの方々は大変だなと感じた。

 

昨日から始まったGoToトラベルキャンペーンにはいろんな意見があって。

ホテルのスタッフの中にもいろんなところから客が来ることを

良く思う人とそう思わない人がいるだろうし、私自身がそうだけど

ひとりの人の中でも違う意見を持ち合わせていると感じる。

 

「自然の多いところへ行ってリフレッシュしたい」

「給付金も入ったし使える人は使った方がいい」

と思ってホテルの予約はしたものの

「他県から来るなとか思われていないかな」

「観光客をどう思ってるのかな」と不安になったり。

 

けれどホテルに向かう前に寄ったお店の方やホテルスタッフの

温かい対応でその気持ちはだいぶ軽くなった。

実際どう思っているかは別としても。

 

短い間だったが久しぶりの非日常を楽しめた。

 

 

 

 

軽井沢旅行② ルグラン軽井沢ホテル&リゾート ホタル観賞

 

前回の続き 

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山を切り開いて作ったホテルなので景色がとても良い。

浅間山が見える。 

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夕食はフレンチのコース。

息子は外食の際、比較的おとなしくしていられる方だが

静かなレストランに子どもがいるだけでイヤだと思う人もいるだろう。

少し心配しながらレストランへ向かうと、子連れ家族はメインの空間より

若干離れたところでまとめられていたのでホッとした。

 

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    お行儀悪いけど写真撮りました

 

食事はとても美味しかった!

特に帆立や鯛が絶妙な味だった。

 

長丁場のフレンチ。

隣のテーブルにいた、息子より小さな子どもは明らかに飽きている。

息子は「デザートがくるよ!」でなんとか持った。

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    桃のデザート。ずっと食べていたい

 

夜は敷地内でホタル観賞ができるという。

近くに来られると苦手だけど昆虫大好きな息子は

ホタルが早く見たくてはしゃいでいる。

私も1度しか見たことがないので楽しみ。

 

外に出ると軽井沢の夜は寒かった。ここはさらに山の上だし。

半袖しか持ってきていない暑がりな夫も寒そうにしていた。

 

暗い中をホテルの方の先導で歩いていき、小さな川が流れているそばまで行く。

足元を照らしていた懐中電灯を消すと

ゆら~ ゆら~ といくつものホタルが飛んでいた。

とても幻想的で、いつまでも見ていられる。

 

暗闇の中にいるかいないか分からない色んな虫を

やたらと怖がっていた息子も次第に

「ひかってるのがおしりでしょ」

「オスさー ひかってメスをよんでいるんだよね」

知識を披露し始めたので、ホタルの光しかないこの場所にも慣れてきた様子。

 

最近、宇宙にも興味がある息子に空にはたくさんの星があることを見せたかったが

残念ながら曇っていて満天の星は見えなかった。

 

ホタルの余韻を残しつつ宿泊客専用の露天風呂に入ってからベッドで眠る。

・・つもりがテレビ好きの夫が「半沢直樹」の最終回の再放送を見つけ、

ついつい俳優たちの迫真の演技に見入ってしまった。

 

 

ブログを書くにあたってホタルのことを調べたらオスもメスも光るとのこと。

知りませんでした。

飛び回っているのがオスで、じっとしているのがメスだそう。

面白いことに光る時間も大まかに決まっているらしい。

 

「オスさー ひかってメスをよんでいるんだよね」

私がテキトーに答えたか、息子の頭で考え出したことか分からないが

間違っていたことを伝えると、目を閉じて微笑みながら何度も頷いていたので

納得したようだ。

 

軽井沢旅行① ルグラン軽井沢ホテル&リゾート

 

つい先日、軽井沢へ旅行に行ってきた。

海なし県から海なし県へ。 

密を避けるためGoToトラベルキャンペーン前にして

あちこち回るより滞在型ホテルでゆっくりしようと決めた。

ゆっくりと言っても一泊二日だけど。

 

私たちが乗った9時台の新幹線「はくたか」はガラガラだった。

自由席でも余裕で好きな席に座れそうなかんじ。

夫の実家が関西なので「のぞみ」は年に数回乗る。

のぞみの指定席に比べると前の席との感覚が広く

ヘッドレストが自分好みの位置に動かせて乗り心地がよかった。

 

宿泊したのは「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」

2年前にオープン。

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          本館

3年前の同じ時期に来たとき泊まったホテルは

「ルグラン旧軽井沢

駅から旧軽井沢商店街に向かう途中にあり、

ヨーロピアンな建物でありながら天然温泉露天風呂がある。

温泉も部屋の感じも良かったので今回も同じ系列にしてみた。

街なかにあり、買い物には便利な旧軽井沢とは違い

木や花もたくさんあって植物好きな息子も喜んでくれそう。

  

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軽井沢駅から車で約15分。

とても広いので敷地内に入ってもすぐにフロントのある本館には辿り着かない。

なので敷地内は車はもちろん、ゴルフカートみたいな乗り物で移動していた。

 

敷地内には湖や橋、カフェ、露天風呂があり宿泊以外の方も利用できる。

結婚式も挙げることができるのでチャペルもある。

 

従業員用と思われる駐車場の横にはひっそりと小さな神社もあった。

入らないよう入口にコーンが置いてあり鳥居には「山神社」とあった。

このホテルは山を切り開いて7年間かけて作ったとホテルの方に伺った。

ホテルができると決まるまでは軽井沢の木々や生き物たちが

のんびり暮らしていたのかと思うとなんとなく罪悪感を感じる。

そうは言っても生きてること自体、自然破壊だしなあ。

夫に言ったら「面倒くさっ」と言われるようなことを思っていたら本館に着いた。

 

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チェックインの前に暖炉のある部屋へ通される。

写っていないがアンティークの家具がとても立派。

暖炉の音を聴きながら体温チェックを行う。

ホテルに入る前にはアルコール消毒もした。

 

前回の部屋はバスルームがガラス張りでベッドから丸見えだった。

部屋の作りが違うがこちらは扉が付いていた。

露天風呂に入るので使わないバスルームだが見えないことになんだか落ち着く。
  

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   旧軽井沢のバスルーム

 

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   今回。シャワーは丸見え

  

中庭でレモネードがいただけるというので行ってみると

コンパクトだが植栽が綺麗に植えられている。

紫色の花の蜜を求めて蜂が忙しそうにブンブン飛んでいる。

危険生物図鑑の影響で、異様に蜂を怖がる息子。

私たちも怖いので中庭を離れ敷地内を散策することに。

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        紫の花、ギボウシ

 

 

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     チャペルへ続く道が綺麗

 

木や花が多いということは虫もそれなりにいるのは当たり前のことで。

ここでも息子は「わあ!虫!!」と騒いでいた。

「昆虫図鑑を見ながら昆虫大好きって言ってなかったっけ?」

「好きだけどさわれるのはダンゴムシテントウムシカメムシだけなんだよぉ」

弱々しく答える息子。

都会は便利だけど自然に対して弱い人間になる。

私もそうで、そんなニュアンスのことを言われたことがある。

息子は植物には目もくれず虫ばかり気にしている。

 

チャペルの中に入ってみようドアノブに手をかけようとしたら

クマ蜂がすごい音をたてて突然現れたので私たちは一斉に逃げた。

一番先に逃げた息子が言う。「クマ蜂はあんまり人を襲わないんだよ」

 

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    チャペルの道には可愛いお花も
 

次は山の上にあるテラスにカートで連れていってもらう。

梅雨の長雨が続いた中で今日だけ晴れたおかげで浅間山がよく見えた。

 

 

息子の台所② こども用包丁

 

自粛期間中の5月の話。

いつのように包丁で食材を切る私を見て

息子が「ぼくもしたい!」と言い出した。

 

さかのぼること2年前。

今と同じく、料理をしている私を興味深げに見ていた2才の息子。

こちらの本を読み料理の手伝いをさせてみた。

 

 

家にあったバターナイフでバナナを切ってもらう。

このバターナイフ。本来の役割のほかに小さい果物や

プチトマトなんかを簡単に切れるところが気に入って

独身のときに購入したが、数年後に子供の包丁代わりにもなるとは。

  

2,3回バターナイフでの包丁体験をしたあとは

とくに台所仕事をやりたがる様子もないまま

息子は3才に。

IKEAで可愛い子供用のエプロンとコック帽セットを

購入したのをきっかけにまた台所仕事を手伝うようになる。

 

玉ねぎの皮をむく、プチトマトを洗う、粉を混ぜるとか

簡単なことだがエプロンとコック帽を付けて

得意げになってやってくれてる姿は可愛い。

 

包丁も使いたがったのでバターナイフを取り出すと

「これじゃない」と言い始めた。

成長したなと思いつつ、まずは包丁の危険性を伝えようと

「包丁は食べ物を切るけど、間違って手を

 切っちゃうと血がブシューって出るよ」

とネガティブな面をオーバーに伝えてしまった。

それ以来、包丁を使いたがらなくなった。

 

なので先日、包丁を使いたいと言ったときは安心した。

 

さて。息子の包丁選び。

子供用だからと中途半端な切れ味の包丁は

力が入ってしまい逆に危ないのでちゃんと

切れそうな包丁をネットで購入。

 

 

包丁が届いた日に宅配サービスも届く。

らでぃっしゅぼーや】で10種類の野菜と

果物が1品か2品お任せで届くセットを頼んでいて

「何が入ってるかな~」と息子と箱を開けるのが楽しみ。

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今回の果物は息子の大好きなメロンだった。

今すぐにでも切りたがる息子。

 

メロンのおしりはまだ少し硬い。

もうしばらく待ってねと伝えるが

「まだ?まだ切れない?」と日に何度か聞かれる。

 

3日程でおしりが良い感じに柔らかくなってきたので

息子に切ってもらう。

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私が四等分したものに切り込みを入れるだけだったが

息子はかなり満足していた。

 

怖さもありながら、自分の包丁で切れたことに自信を付けた息子。

「切るものがあれば、ぼくにおまかせ!」 が

しばらく口癖になる。

 

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息子の台所① 梅仕事 

 

7月に入り、息子の通う幼稚園はやっと通常保育となる。

久しぶりに訪れた午後2時までのひとり時間。

嬉しくてお茶しに行ったり服を買いに出かけていたら

疲れてしまい思っていたよりブログが書けなかった。 

先月の出来事を今更ながら書いてみよう。

 

梅仕事

6月になると青梅で梅シロップを作る。

今年で3年目。息子も一緒になってやってくれる。

 

青梅は毎回、宅配サービスで注文しているが

今年は梅が不作だそうで発注しても欠品メールしか来ない。

3回目の注文でやっと届く。

 

注文をすれば届くはずのものが、届かない。

自粛期間中は加入者や利用回数を増やす人が増えて

注文したものが届かないことが続いた。

不作と同じく仕方のない理由ではあるけれど

便利な宅配サービスの不便なところでもある。

 

なかなか届かなかったこともあり

「梅仕事するぞ~!」という熱が少し冷めていた。

ビニールに入った状態のまま3日ほど野菜室に

入れっぱなしにしていたので、いざ梅シロップを

作ろうと出したら追熟が進んで黄色くなっていた。

茶色く変色しているのもある。  

変色したものは罪悪感を感じながら破棄。

来年はすぐに取りかかろう。

 

水で洗い、水分をふき取る。

息子に黒いヘタを竹串でとってもらう。

「梅しごと♪ 梅しごと♪」と息子は楽しんでやってくれる。

 

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  昨年の様子。あれ?…けっこう黄色い

  

下処理した梅を今年は冷凍してみた。

一晩冷凍することで梅のエキスが出やすくなるらしい。

 

翌日、熱湯消毒した瓶に梅と砂糖を入れていく。

砂糖は喜界島の粗糖。

外食や買ってくるスイーツはあまり気にしないけど

家で作るものには砂糖を使わないようにしている。

なので毎回、入れる砂糖の多さにヒヤヒヤする。

 

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我が家はここに酢を入れる。

初めて梅シロップを作ったとき

粗糖が溶けそうにもないこと、酸っぱいのが好きな

私と息子には丁度いいと思い入れてみたのが始まり。

1か月もすれば出来上がるが、その頃には酸っぱさは抜けて

酸っぱいのが苦手な夫もおいしいと言って飲める。

それからは夫に酢を摂ってもらう手段として必ず入れる。

 

改めて調べると、酢を入れると発酵を防ぐらしい。

マイルドなリンゴ酢で作る方が多いようだが

とくに気にせず、家にある純米酢を入れている。

 

今年は冷凍したことで半月もしないうちに

粗糖は溶けて出来上がっていた。

毎日チェックしていたわけではないので

もっと早く出来上がっていたかもしれない。

 

炭酸水で割って飲んでみる。

味は例年よりあっさりな気がする。

冷凍した梅だとあっさりして風味が落ちるという話を

聞いたがそのとおりかもしれない。

 

息子が「梅ジャムたべたい!」というので

もうしばらくしたら梅を取り出してジャムを作ってみよう。